お客様のご案内で『第4階めぐろ卵黄テンペラ会展』を観てきました。

テンペラ画とは、油絵が描かれる以前(500年以上前)から行われている技法で、顔料と生卵を混ぜて、きれいな水で溶いて描いていたそうです。描く対象は主に宗教画です。 そのテンペラ技法で描いているテンペラ会の展示会は初めてでしたが、その色の豊かさと展示されている方々の画筆の細やかさに驚かされました。

いろいろとお話を伺う中で、テンペラの顔料と日本の顔彩はつながっているのではないか、とのお話を伺いました。共に岩から取り出す色彩です。

また、顔彩やその他の技術に関する展示・説明も添えてありますので、より深い理解も出来る展示会です。

会期:2018年6月11日(月)~6月17日(日) 場所:月光荘画室Ⅱ(中央区銀座8-7-18 1F)