掛軸の「仕立て」の種類についてご紹介致します。 「この作品を掛軸にしたいです」という時に、 どのような目的で何用なのか? によって仕立てが違ってきます。 違いをザックリと分けると以下のような感じです。 【仮表装】かりびょうそう これは、文字のまんま「かり」の表装です。なので 「とりあえず飾りたい人用」です。 おてごろ(安価)では、ありますが。 それゆえに「なんちゃって」くらいの仕上がりです。 【出展用】しゅってんよう 1週間とか展示期間用の仕立ては、 こちらになります。 お教室など「先生におまかせ」で 出来てくる場合に多いです。 一般の方が見ても、この後に紹介する 「本表装」と見分けがつかない。 と思います。(本職が見ればすぐわかるのですが) 【本表装】ほんびょうそう 掛軸本来の作り(仕立て)です。 これを簡略化していった物出展用・仮表装です。 なので本表装という言われ方も後からの物でしょう。 大切に残したい作品は本表装になります。 次回「掛軸について#3」では、 本表装である事を前提に仕様(仕立て)の違いを 用途別にご紹介致します。